フォトフェイシャル(IPL治療)とは、”IPL(Intense Pulsed Light)”という特殊な光を肌に照射する治療法です。IPLは幅広い波長域を持つため、シミ・そばかす・くすみ・ニキビ跡・赤ら顔・たるみなど、さまざまな肌の悩みにまとめてアプローチできます。また、レーザーと比べて痛みやダウンタイムが少ない点もメリットです。
この記事では、料金・治療実績・使用機種などを総合的に比較し、フォトフェイシャルにおすすめのクリニック10院を厳選しました。治療のくわしい仕組みや、機種ごとの違い、施術後の経過なども分かりやすく解説していきます。肌にやさしい美肌治療が受けたい方、色々な肌悩みを同時に解決したい方はぜひチェックしてみてください。
この記事で分かること
✔フォトフェイシャルが安いクリニック
✔フォトフェイシャルで肌がキレイになる仕組み
✔フォトフェイシャルで期待できる効果
✔フォトフェイシャルの機種の違い
✔フォトフェイシャルのダウンタイム など
【フォトフェイシャルおすすめクリニック3院】
クリニック | アーツ銀座クリニック | 品川スキンクリニック | TCB郡山院 |
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IPL機器 | ステラM22 | フォトシルクプラス | 要確認 |
料金 | 初回11,000円~ | 初回8,640円 | 初回2,040円 |
施術時間 | 約30分 | 10~15分 | 15~20分 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン/QRコード決済 |
割引・キャンペーン | LINE友達追加で初回50%OFF | BMC会員価格あり | LINE友達追加で割引クーポンがもらえる |
詳細 | 公式サイト |
フォトフェイシャルは「IPL(光)」で肌をキレイにする施術!
フォトフェイシャルとは、正確には「フォトフェイシャルM22」という機種の名前であり、ルミナス・ビー・ジャパン株式会社の登録商標です。一般的には、「IPL治療」や「フォト治療」などと呼ばれます。
まずは、フォトフェイシャルとはどのような治療なのか、IPLにはどんな効果があるのか、レーザーと何が違うのか、などの基本情報をご紹介していきます。
フォトフェイシャルに使われるIPLとは「広波長域の光」
フォトフェイシャルに使われる “IPL(Intense Pulsed Light)” は、主に「キセノンランプ」を光源としたフラッシュランプです。
Intense Pulsed Light(IPL)は、広帯域波長を発振するフラッシュランプ光源である。
(中略)一般にキセノンランプを光源としており、短波長をフィルターで除去した後のおよそ 515から1200nmの波長を用いている。
フラッシュランプとは、カメラのフラッシュのようにごく短い時間だけ発光するランプのことです。IPLは、有害な紫外線をカットした後のおよそ500nm〜1,200nmの光を含んでいます。
光は波長域によって届く長さが異なり、短波長の光は肌の表面近く、長波長の光は肌の奥深くまで届きます。肌の内部には、シミやそばかすの原因になるメラニン色素や、ニキビ跡・赤ら顔の原因となる赤色の色素などが、それぞれ深さの異なる層に集まって存在していますが、IPLはさまざまな波長を含むため、皮膚に照射すると複数の層に同時にアプローチすることが可能なのです。その結果、色々な肌悩みに効果を発揮します。
「IPL(Intense Pulsed Light)」は、幅広い可視光線を顔全体に照射し、 様々な肌トラブルを改善する美肌治療機器です。
IPLの光は肌の悩みとなっているメラニンや毛細血管にあたると、そのエネルギーがターゲットに吸収され、熱に変わりターゲットに変化を与えます。
その結果、シミやそばかす、ニキビ跡の色素沈着やくすみはもちろん、開大した毛穴や赤ら顔にも効果を発揮します。
IPL は表皮と真皮の両方に働きかけるので、一般的な用語でいう「色むら,肌つや,肌質改善」が同時に得られることが最大の特徴である。
複数の波長を含むマイルドな光を照射して、肌を全体的にキレイにする、というのがIPLのイメージです。
フォトフェイシャルとレーザーの違いは「波長」と「パルス幅」
美肌効果が得られる照射治療としてはレーザーが有名ですが、レーザーとIPLは主に「波長(光の長さ)」と「パルス幅(光の照射時間)」が異なります。
IPLは、さまざまな長さの光を含んでいる点が特徴です。また、パルス幅(照射時間)が長いため、広く浅く作用します。その分、痛みやダウンタイムは少なめですが、十分な効果を得るためには継続的な治療が必要です。
一方、レーザーは「単一の波長」を持ちます。たとえば「ルビーレーザー」なら694nm、「YAGレーザー」なら1,064nmというように長さが決まっており、それぞれ用途が限定的です。また、パルス幅が短いため熱が広がりにくく、狙った部位にピンポイントで作用します。痛みや施術後の副反応はIPLより強めですが、一度の治療で高い効果を得られる点がメリットです。
IPLはレーザーのように単一波長ではなく、広域の波長を発振するので治療用途が広い。たとえば光老化諸症状である表在性の色素性病変や血管性病変、肌理の乱れ、毛孔開大などを改善させ皮膚のrejuvenation効果が認められる。また、non-ablativeでありリスクが低く、downtimeも短いので比較的容易に取り組むことができる治療である。しかし、レーザー治療と比較すると十分な治療効果を得るためには治療回数や時間を要する。
光の方が波長が短くパルス幅が長いのが特徴です。肌のお悩みに対して浅く広く効果を発揮することができます。
もう一方のレーザーは、波長が長くパルス幅が短いため、シミやニキビ跡などのターゲットにダイレクトにアプローチすることができます。
つまり、レーザーは一点集中型、IPLは万能型というイメージです。基本的には、「決まったシミだけを一度で治したい場合はシミ取りレーザー」「他の症状も合わせてゆるやかに改善していきたい場合はIPL」が向いています。
ちなみに、IPLでも、機種によってはフィルターを使って波長域を調整することによって、特定の悩みにはたらきかけることが可能です。たとえば、「515nm」のフィルターはシミやそばかす、「590nm」のフィルターは赤ら顔など、症状に合わせたフィルターを選べる機種が出ています。
フォトフェイシャルの効果!こんな肌のお悩みにおすすめ
IPLは幅広い波長をもつため、さまざまな肌のトラブルに効果的です。
ここでは、IPLで期待できる主な効果をご紹介していきます。
①シミ・そばかす・くすみの改善
フォトフェイシャルで期待できる効果の1つが、シミ・そばかすです。原因となるメラニン色素にIPLで熱ダメージを与えます。
IPL(フォトフェイシャル®)は、黒色・赤色・水分に吸収される性質があります。
過剰に生成されたメラニン色素に作用するため、広範囲のシミ・そばかす・肝斑を薄くする効果が期待できます。
IPL はミリ秒の単位で発振される光なので、IPL 照射によってメラノソーム自体が破壊されることはないが、メラノソームを豊富に持つメラニン細胞と表皮細胞に強い熱損傷を与えてマイクロクラストを形成し、その排出とともに色素性病変の改善を得る。
シミの治療は、IPLでもレーザーでも原理は同じで、熱によってメラニン色素を破壊します。一時的にかさぶたができ、それがはがれるとシミが薄くなりますが、シミ取りレーザーと違ってIPLの場合は複数回の治療が必要です。
また、IPLはシミやそばかすほどはっきりしない「色ムラ」や「くすみ」にも効果が期待できます。顔全体のくすみを取って、透明感のある明るい肌にしたい方にも最適です。
②毛穴の開き・たるみ・小じわの改善
IPLは、表皮の下にある真皮に熱を与えることで、毛穴の開き・たるみ・小じわなどを改善する効果もあります。
IPL光治療を行うと、熱エネルギーによって線維芽細胞を刺激しコラーゲンの生成を促すと同時に、過剰な皮脂分泌が原因の毛穴や加齢に伴う毛穴も引き締めて小さくする効果が得られます。
お肌にハリが出て、毛穴が目立ちにくくなります。引用元:松前内科医院「IPL」
(IPLの作用には、)真皮に熱影響を与える作 用一コラーゲンを増生させ、小ジワ・毛穴の開大、肌の質感を改善させる効果などがある。
引用元:国立情報学研究所「美容医療で美しく一Well-agingのためのSkin rejuvenation (第73回東京女子医科大学学会総会 シンポジウム)(PDF)
真皮には、肌を構成する3つのタンパク質(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を生成する「線維芽細胞」があります。IPLを照射すると、その線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンの生成がうながされる、という仕組みです。また、お肌にハリが生まれることで毛穴が引き締まり、目立ちにくくなります。
③ニキビ・ニキビ跡・赤ら顔の改善
IPLは、炎症後の色素沈着である「ニキビ跡」や、酒さなどの「赤ら顔」の治療にも使われています。
ニキビ跡は、ニキビの炎症によってメラニンが生成し、色素沈着を起こしている状態ですので、シミやそばかすと同じく、メラニン色素にダメージを与えることで改善が期待できます。
ニキビ跡の色素沈着は、炎症によってシミの元となるメラノサイトが刺激され、メラニン色素が生成されることで肌が茶色くなり、ニキビが治った後もメラニン色素が肌に残っている状態です。
(中略)IPLニキビ跡色素治療は、IPLの光エネルギーの作用でメラニン色素にダメージを与え、沈着してしまったメラニンに集中的に作用して肌表面に浮き上がらせ、色素沈着を改善していきます。
炎症後色素沈着に対して IPL を用いる報告もある。これも表皮の選択的ターンオーバー促進作用による。
炎症後色素沈着は表皮の色素過剰に真皮へのメラニン滴落を伴うことが多いが、メラニンの主な存在部位が表皮であるため症状の程度によらず、多くの例で改善が得られる。
一方、酒さや毛細血管拡張などによる赤ら顔は「血管性病変」に分類されます。こちらは、血液の赤い色素(ヘモグロビン)にIPLを反応させることで、拡張した毛細血管が破壊・収縮し、改善につながります。
ヘモグロビンの吸収ピークである 542、577 nm を含む波長帯を十分な割合で発振する IPL を用いれば、血管性病変の治療が可能である。拡張血管を必要十分に加熱凝固させる出力とパルス幅の条件整い、さらに冷却装置を備えた機種であれば、表皮の熱損傷を起こさない安全な治療が可能である。
Intense pulsed light(IPL)に関するシステマティックレビューでは、毛細血管拡張と紅斑を有意に減少させ、PDL と効果は同等であったことが報告された。
また、本邦でも毛細血管拡張に対する IPL 治療効果を画像解析で検討した臨床試験があり、肉眼的改善度と有意に相関し治療効果が評価されている。
また、IPLには赤みを抑える効果に加えて、波長によってはアクネ菌の殺菌作用もあるため(420nm)、ニキビの改善も期待できます。
IPLのニキビへの効果は、①アクネ菌の殺菌 ②赤みや炎症を抑える という2つがあります。
これらの効果は、IPLの2種類の光の相乗効果と温熱効果によるもので、これによりニキビのできにくい肌へと導きます。
尋常性痤瘡に対して IPL を用いる報告があるが、IPL単独の治療の効果は十分とはいえない。筆者らは、炎症性や化膿性の丘疹に対する効果は望めないが,炎症が鎮静化した後の赤みを伴う瘢痕に対する IPL 治療の効果は高いと考えている。痤瘡は様々なステージの丘疹が混在するので、比較的早期から IPL を用いると瘢痕を残さない治療に役立つ。
IPL単独での治療効果は十分とは言えませんが、早めに行うことでニキビ跡を残さずに済む可能性もあります。
フォトフェイシャルの機器を比較!機種による違いは「波長域」など
IPL治療機は、複数のメーカーからさまざまな機種が出ており、クリニックによって使用機器が異なります。
その中でも、特に導入するクリニックが多い機種をまとめました。
機種名 | メーカー | 厚生労働省の認可 | フィルター | 特徴 |
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フォトフェイシャルM22 | ルミナス社 | 承認済み(2013年) | 560, 590, 615, 640, 695 nm | 5つのフィルターで肌悩みに合った波長を照射できる |
ステラM22 | ルミナス社 | 承認済み(2021年) | 515, 560, 590, 615, 640, 695 nm | フィルターがさらに増えて6種類の光が照射可能に! |
ライムライト | キュテラ社 | 未承認(FDA認可済) | なし(520~1,100nm) | 日本人の肌に合わせて開発された光治療器 |
セレックV | Jeisys Medical社 | 承認済み(2019年) | 420/500/530S/530D/550/560/590/640/700nm | 9種類のフィルターを選択可能 |
ルメッカ | InMode社 | 未承認(FDA認可済) | なし(500~650nm) | ヘモグロビンやメラニンへの吸収率が高い500-600nmの領域をピークパワーとしている |
e-Plus | シネロン・キャンデラ社 | 未承認(FDA認可済) | なし(480~980nm) | 光(IPL)と高周波(RF)の2つのエネルギーを組み合わせて照射する美肌治療器 |
フォトシルクプラス | DEKA社 | 未承認(FDA認可済) | なし(550~950nm) | 水分を吸収する950nm以上の波長をカットすることでやけどのリスクが軽減 |
サイトンBBLs | サイトン社 | 承認済み(2013年) | 420/515/560/590/640/695/755 nm | 幅広い波長を照射可能&7種類のフィルターで肌悩みにアプローチ |
ICON(アイコン) | サイノシュア社 | 承認済み(2014年) | 500-670nm/870-1200nm | 独自のデュアルバンドフィルターにより、 色素性病変にも血管性病変にも対応 |
ヴィーナス ヴェルサ | ヴィーナスコンセプト | 承認済み(2022年) | 515-950nm/580-950nm/650-950nm/690-950nm/415-480nm/630-950nm | IPL・フラクショナルRF・ラジオ波×パルス磁場を搭載した最新型複合機 |
フォトフェイシャルは本来、ルミナス社(イスラエル)の「フォトフェイシャルM22」という機種の名称です。日本で初めて導入されたIPL治療機が、ルミナス社の「natuLight(ナチュライト)」という機種で、その次が「フォトフェイシャルM22」、そして現在は「ステラM22」という後継機が出ています。つまり、正確に言うなら「フォトフェイシャル=ルミナス社のIPL」ということになります。
ルミナス社のIPLはいずれも厚生労働省の認可を受けているため、効果と安全性はお墨付きです。実際、国内でも多くの美容皮膚科クリニックが、IPL治療機として「M22」または「ステラM22」を導入しています。
もちろん、他社製のマシンにも評価の高いものはたくさんあります。たとえば、キュテラ社(アメリカ)の「ライムライト」や、DEKA社(イタリア)の「フォトシルクプラス」などは、登場から10年以上が経過していますが、今なお多くのクリニックで使用されている人気機種です。
また、Inmode社(イスラエル)の「ルメッカ」は、500nm~600nmの波長域の出力を集中的に高めることで、従来のIPLでは難しかった薄いシミの治療を可能にしています。また、従来機より少ない回数で治療が完了する点も特長です。
さらに、近年ではIPLとRF(高周波)を組み合わせた「フォトRF」のマシンも登場し、注目を集めています。シネロン・キャンデラ社(アメリカ)の「e-Max」や「e-Plus」が代表的です。IPLとは異なる性質のRFを組み合わせることで、やけどや肌ダメージを最小限に抑えながら、効果的な治療が可能となっています。
フォトフェイシャルは波長域によって効果が異なる
一部のIPL治療機では、フィルターを用いて波長域を調整できるようになっています。たとえば「ステラM22」には、515/560/590/615/640/695nmの6つのフィルターがあり、患者さんの悩みや症状に合わせて選択可能です。
IPLはレーザーと違って、複数の波長域をもつという特徴がありますが、フィルターを使用することで、一定の波長域の出力を特に高めることができます。たとえばシミ取りなら、メラニン色素に反応しやすい515nmのフィルター、赤ら顔の治療なら、ヘモグロビンに吸収されやすい500~670nmのフィルター、というふうに選択できるのです。
IPLは機種によって、発振波長帯、パルス分割形成、パルス形態、照射面冷却装置の有無、冷却温度などすべてが異なる。よって使用するIPL機器の性質、特徴を知る必要がある。
(中略)波長はメラニンを主体とした病変の治療では吸光度の高い短波長ほど効果が高く、ヘモグロビンを主体とした病変に対しては500nm台の波長が有効である。
IPLで特定の悩みにはたらきかけるなら、波長選択は非常に重要となります。自分の悩みに合った治療ができるマシンを選べるとベストです。
フォトフェイシャルの料金相場は1回あたり1万~2.5万円!保険適用は不可
複数のクリニックの価格表をリサーチした結果、フォトフェイシャルの料金相場は1回あたり10,000~25,000円であることが分かりました。フォトフェイシャルはレーザーと違って麻酔を使用するケースが少ないため、追加費用がかかることはほとんどありません。
クリニックによっては、お得な初回価格を設定していることもあります。まずはどんなものか試してみたい方は、初回価格のあるクリニックでトライアルするのもおすすめです。
ちなみに、フォトフェイシャルには保険を使うことができず、全額自己負担となります。IPL治療が保険適用となるのは、ドライアイの治療のみ(適応があると判断された場合)で、美肌治療として受ける場合はすべて自由診療です。
フォトフェイシャルのメリットとデメリット
どのような治療にも、メリットとデメリットはあります。両方を理解した上で受けることが大切です。
ここでは、フォトフェイシャルを受けるメリットとデメリットについて解説していきます。
フォトフェイシャルのメリットは「効果の多さ」と「ダウンタイムの少なさ」
フォトフェイシャルは複数の波長域の光を照射することから、色々な効果を得られる点がメリットです。肌の中のメラニン色素やヘモグロビン、水分などに幅広くアプローチできるため、シミ・そばかす・ニキビ跡・赤ら顔・たるみ・小じわなど、さまざまな肌の悩みを改善に導きます。
また、それらすべての効果を同時に得られるのもフォトフェイシャルの利点です。気になる症状を改善しつつ、顔全体のくすみを取ってトーンアップさせたり、ハリを与えたりする効果も期待できます。さらに、IPLは顔だけではなく、首やボディの気になるところにも照射が可能です(※クリニックによる)。
そして、副作用が少ない点もフォトフェイシャルの魅力。IPLの光はマイルドなため、施術後すぐにメイクや洗顔ができます。ダウンタイムはほとんどありませんので、予定を気にせず受けることができますよ。
フォトフェイシャルのデメリットは「通う回数の多さ」と「施術中の痛み」
フォトフェイシャルのデメリットの一つは、継続的な治療が必要であることです。シミ取りレーザーのように一度で十分な効果を上げるのは難しいため、通常は約1ヶ月ごとに3~5回受けます。その分、通う手間や費用がかかる点がネックです。
また、個人差はありますが、フォトフェイシャルも施術の痛みを感じることがあります。一般的にはレーザーほど痛みは強くなく、輪ゴムではじかれた程度の衝撃で済むことが多いですが、口コミを見ると、かなりの痛みを感じる人もいるようです。特に痛みに敏感な方は、麻酔クリームの使用も検討しましょう。
フォトフェイシャルはダウンタイムのほとんどない治療ではありますが、施術後、一時的にシミが濃くなることがある点にも注意が必要です。これは、熱ダメージによってメラニン色素が分解され、肌表面に出てきたために起こるもので、治療が効いている証拠でもあります。あくまで一時的なものですので、自然にかさぶたになってはがれ落ちるまで待ちましょう。
フォトフェイシャルを受けるクリニックを選ぶ上で重要な5つのポイントを解説!
「フォトフェイシャルはどこで受けても同じ…」ではありません。しっかり効果を出すためにも、腕の良い信頼できるクリニックで受ける必要があります。もちろん費用や、マシンの種類なども確認したいところです。
ここでは、フォトフェイシャルを受けるクリニックを選ぶ上で重視したいポイントを5つご紹介していきます。
1.フォトフェイシャルの実績が豊富であること
フォトフェイシャル(IPL治療)は、レーザーに比べるとリスクが低く、手軽な治療のイメージがありますが、実際はレーザー以上に技術が問われる治療とも言われています。波長域が広い光を使用するからこそ、症状に合わせて照射出力やパルス幅、ショット数などの正確な調整が必要です。
IPL のハンドピース内には、フラッシュランプ、ランプ冷却装置、皮膚面冷却装置などが収納されているため、ハンドピース自体が大きくレーザーに比べて操作性が悪い。そのため手技の習得が重要であり、さらに照射設定によって治療効果に大きな差が生じるので、「レーザーより弱い光なので治療は簡単だ」という誤解があるが、実際は術者の経験が求められる治療だといえる。
技術の確かなクリニックで治療を受けるためには、IPL機器を早くから導入していて、多数の症例をこなしている、経験豊富なクリニックを選びましょう。公式サイトやSNSなどに、フォトフェイシャルの症例写真が多く掲載されているかどうかもヒントになります。
また、フォトフェイシャルは美肌治療のため、皮膚に精通した医師がいるクリニックが安心です。皮膚科専門医、もしくは皮膚科・美容皮膚科・美容外科などでの経験が長いドクターがいるかどうかをチェックしてみてください。
2.医師が丁寧にカウンセリングをしてくれること
良いクリニックかどうかは、最初のカウンセリングでも分かります。
特に美容外科・美容皮膚科の場合、ほとんどの説明をカウンセラーが行い、医師の診察はおまけ程度、というクリニックも残念ながら少なくありません。中には、治療方針すらカウンセラーが立ててしまうところもあります。
皮膚の治療は、医師が直接、肌を診察しなければ始まりません。ある程度の時間をかけてしっかり肌を診てくれるクリニックを選びましょう。
また、どんな治療にもリスクやデメリットがありますので、悪いこともきちんと説明してくれるかどうかも大切なポイントです。症状によっては、フォトフェイシャル以外の治療の方が向いている可能性もあるため、色々な選択肢を提示してくれる医師だと安心できます。
3.継続的に通いやすい料金設定であること
フォトフェイシャルはレーザーに比べると効果がマイルドなため、基本的には複数回の治療が必要です。カウンセリングの時に、大体何回くらい通うことになるのかを確認し、その場合の総額をチェックしましょう。
1回あたりの金額はそれほどではなくても、5~6回通うとなるとかなり高額になることもあります。お得な回数プランや会員割引があるなど、継続的に通いやすいクリニックがおすすめです。
フォトフェイシャルの料金は、1回10,000円~25,000円が相場となっています。30,000円を超えると、やや高い方になりますので参考にしてみてください。
4.自分の肌悩みに合った機種を使用していること
クリニック選びの際は、できれば機器にも注目してみましょう。
間違いのない機種を選ぶための一つの目安が、「厚生労働省の薬事承認を受けているかどうか」ということです。薬事承認とは、医薬品や医療機器などの製造販売を厚生労働大臣が承認すること。薬事承認機であれば、一定の有効性と安全性が認められています。
また、医療機器は日進月歩で進化していますので、最新のマシンを導入しているクリニックを選んでみるのも一つの手です。たとえば「ルメッカ」という機種は、従来機より1回あたりの治療効果が高く、少ない回数で治療が完了することで知られています。
反対に、長年使用されていて実績のあるマシンの方が安心できる、という人もいるかもしれません。最終的には、クリニックの公式サイトも参考に、自分の肌悩みに合った機種かどうかを調べてみることをおすすめします。
5.アフターケアやサポートが充実していること
フォトフェイシャルは比較的リスクの低い治療ではありますが、万が一、施術後に副反応が出た場合などのフォロー体制については、事前に確認しておきましょう。
たとえば、赤みやひりつきが出たり、人によっては肝斑のようなシミが出てきたりするケースも少ないながらあります。そのような場合に、無料で診察や治療を受けられるクリニックだと安心です。
また、帰宅後のホームケアで分からないことがあった時も、電話で相談できると心強いですね。特に、敏感肌やアレルギー体質の方は、サポート体制をしっかり確認しておくことをおすすめします。
フォトフェイシャルが安いおすすめクリニック 10選!
- フォトフェイシャルの実績が豊富であること
- 医師が直接カウンセリングしてくれること
- 継続的に通いやすい料金設定であること
- 薬事承認機・最新機種または人気機種を使用していること
- アフターケアやサポートが充実していること
→フォトフェイシャルを受けるクリニックを選ぶ上で重要な5つのポイントを解説!
ここからは、当サイトの選考基準に照らし合わせて厳選した、フォトフェイシャルにおすすめのクリニック10院をご紹介していきます。クリニック選びの参考にしてみてください。
1:BTRアーツ銀座クリニック【薬事承認機「ステラM22」によるオーダーメイド治療】
BTRアーツ銀座クリニックのおすすめポイント |
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BTRアーツ銀座クリニックは、銀座・新橋エリアで開院12年を迎える皮膚科・内科です。累計症例数2万件超の豊富な実績を誇ります。
フォトフェイシャル治療では、ルミナス社の最新機種「ステラM22」を使用。厚生労働省の認可を受けている、安心の治療機です。6種類の波長フィルターを使い分けられるため、薄いシミから濃いシミ、赤ら顔までさまざまな症状に効果が期待できます。
院長の市橋正光先生(神戸大学名誉教授)は、皮膚科学を専門領域にしているドクターです。肌トラブルに関して深い知識と豊富な経験をもつ先生ですので、安心してカウンセリングを受けられます。
LINEの友達追加で、初回のみ使える半額クーポンを配布中です。
2:品川スキンクリニック(品川美容外科)【「フォトシルクプラス」が初回8,640円】
クリニック名 | 品川スキンクリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | フォトシルクプラス |
料金(顔全体) |
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施術時間 | 10~15分 |
アクセス/所在地 | 全国37院 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | BMC会員価格がお得! |
品川スキンクリニックのおすすめポイント |
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品川スキンクリニックは、品川美容外科の皮膚科部門です。35年の美肌治療の実績があり、1,300万件を超える症例数を誇ります。
使用機種は、DEKA社が開発した美白治療機「フォトシルクプラス」です。厳密には、フォトシルクプラスはIPLではなく、メラニン色素の分解作用がより高い「UPL(U-Shape Pulse Light)」という光を使っています。そのため、IPLでは効果の出にくい薄いシミには特におすすめです。また、水分に吸収される波長をカットしていることから、やけどリスクも抑えられています。
料金もリーズナブルで、初回は8,640円、2回目以降も「BMC会員」なら1回13,710円とお得です。手の甲のコースもあり、初回9,990円でトライアルできます。
より高い効果が期待できる「ハイパーフォトシルクプラス」もありますので、カウンセリングの時にご確認ください。
3:TCB(東京中央美容外科)【ライトフェイシャルが初回2,040円】
TCBのおすすめポイント |
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TCB(東京中央美容外科)は、全国に90院以上を展開する大手美容クリニックです。「ライトフェイシャル」という名称でIPL治療を行っていますが、残念ながら2023年6月現在、受けられるのは郡山院のみとなっています。
料金が非常に安く、初回は2,040円でトライアル可能。割安な5回コースもあるため、継続的に通いやすいクリニックです。
機種名は公表されていませんが、シミ・赤ら顔・小じわ・毛穴など、悩みに応じたモードでオーダーメイドの治療ができると説明されていることから、フィルター選択のできるマシンを使用していると思われます。
TCBはアフターケアが充実している点も特徴で、万が一、治療にトラブルが発生した際の診察料や治療費は、原則すべて無料です。敏感肌の方でも安心ですね。
4:湘南美容クリニック【ステラM22「フォトダブル」が1回12,800円】
クリニック名 | 湘南美容クリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | ステラM22/フォトRF |
料金 |
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施術時間 | 15分~ |
アクセス/所在地 | 全国200院以上 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | LINEの友達登録でお得なチケットプレゼント |
湘南美容クリニックのおすすめポイント |
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湘南美容クリニックは、「ステラM22」を使用した「フォトダブル」と「フォトトリプル」というフォトフェイシャル治療を行っています。
フォトダブルとは、ステラM22のフィルターを肌悩みに合わせてカスタマイズし、一度の処置で顔全体にダブル照射をする治療です。真皮層にはたらきかけるフィルターと、表皮のメラニン色素にアプローチするフィルターを使用することで、さまざまな症状を改善に導きます。フォトトリプルは、フォトダブルに加えて、特に目立つシミを狙うスポット型のフィルターを使用した治療です。
さらに、IPLと高周波を組み合わせた「フォトRF」も1回9,980円という低価格で受けられます。2018年の時点で症例実績が19万件を超える人気の治療です。
ドクターの数も業界随一で、皮膚科専門医をはじめ、美肌のプロフェッショナルが多く在籍しているのも湘南美容クリニックの魅力。院移動が自由となっていますので、全国どの院にも予約を入れられますよ。
5:ガーデンクリニック【9つの波長を選択できる「セレックV」が初回11,000円~】
クリニック名 | ガーデンクリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | セレックV |
料金 |
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施術時間 | 10~20分 |
アクセス/所在地 | 全国8院(池袋・新宿・品川・船橋・横浜・名古屋・大阪・福岡) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | LINEの友達登録で初回20%OFFクーポンプレゼント |
ガーデンクリニックのおすすめポイント |
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ガーデンクリニックは、首都圏と名古屋・大阪・福岡にある美容クリニックです。
2019年に厚生労働省の認可を受けている「セレックV」という機種を使用しています。1台で420~700nmの9種類もの波長を選択できるため、幅広い症状に合わせた治療ができる点が強みです。また、独自の温度管理システムによって、やけどのリスクを軽減しています。
料金は1回22,000円ですが、モニターになると半額です。5回コースにもモニター価格がありますので、希望の方は相談してみましょう。
ガーデンクリニックには、専門の相談スタッフが年中無休で常時在籍しているため、何かあった時いつでも相談できるのも心強いポイントです。
6:城本クリニック【ステラM22ほか多数!両頬トライアル10,780円から】
クリニック名 | 城本クリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | M22/ステラM22/フォトRF(オーロラ)/Eライト/E-max/e-Plus ※院による |
料金 | ステラM22:両頬トライアル10,780円/顔全体初回16,500円 |
施術時間 | 15~20分 |
アクセス/所在地 | 全国25院 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | 両頬トライアル&初回料金が安い! |
城本クリニックのおすすめポイント |
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城本クリニックは、全国に25院を展開する美容クリニックです。35年以上の歴史と実績があります。
IPL治療は、院によって使用機種が異なるため確認が必要です。「M22」「ステラM22」「フォトRF(オーロラ)」「Eライト」「E-max」「e-Plus」のいずれかを使用しています。薬事承認機のステラM22は、池袋院・立川院・津田沼院・高崎院・松山院・姫路院・豊橋院・岐阜院・大阪院、M22は柏院に導入済みです。
料金も院によって異なるため要確認ですが、どの院でも両頬トライアル+顔全体初回料金が安く設定されています。また、どの機種でも時間をかけて顔全体に十分照射しているとのことです。
城本クリニックのスタッフは医師と看護師のみで構成されているため、カウンセラーに強引な勧誘をされる心配がない点も安心できます。
7:ジョウクリニック【「フォトRFオーロラ/リファーム」初回11,000円~】
クリニック名 | ジョウクリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | e-Max |
料金 |
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施術時間 | 約20分 |
アクセス/所在地 | 全国5院(銀座・大阪・松山・高知・那覇) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | 月替わりの優待メニューあり |
ジョウクリニックのおすすめポイント |
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ジョウクリニックは、西日本を中心に5院を展開する美容クリニックです。美容医療で25年以上のキャリアを持つ重本譲先生が総院長を務めています。
ジョウクリニックで導入されているマシンは、IPLのほかに高周波(RF)と赤外線(IR)も搭載した「e-Max」です。IPLと高周波を組み合わせた「フォトRFオーロラ」は、特にシミや赤みの改善に効果が期待できます。RFを組み合わせることで、表皮のメラニン量に影響されることなく真皮層にアプローチできるため、安全かつ高い効果が得られる点がメリットです。
「フォトRFリファーム」は、さらに赤外線も利用した治療で、特にリフトアップ効果が高いとされています。毛穴の引き締めやハリ感アップの効果もあるため、アンチエイジングに最適です。
オーロラは、100・200・300shotから好きなショット数を選べます。継続的に通うなら、割安な5回コースがおすすめです。
8:ビューティースキンクリニック【M22とルメッカが事前アプリ決済でお得!】
クリニック名 | ビューティースキンクリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | M22/ルメッカ |
料金 |
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施術時間 | 約20分 |
アクセス/所在地 | 2院(新宿・渋谷) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | アプリ決済で割引&当日施術可! |
ビューティースキンクリニックのおすすめポイント |
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ビューティースキンクリニックは、新宿と渋谷にある女性専用の美容皮膚科です。医療脱毛で人気ですが、美肌治療も行っています。
フォトフェイシャルでは、ルミナス社の「M22」と、Inmode社の「ルメッカ」の2つを導入。ルメッカは、500~650nmの波長をピークパワーとする上、パルス幅も短いため、従来のフォト治療器と比べてアグレッシブな治療が可能とされています。従来機と比べて治療回数も少なく、わずか1~3回で効果を得られると評判です。
ビューティースキンクリニックでは、事前にアプリからクレジット決済すると、「アプリ決済特別価格」として割引が受けられます。しかも、来院当日にすぐ初回の施術を受けられますので、早く治療を受けたい方にも便利です。
9:エトワールレジーナクリニック【ルメッカ/ヴィーナスヴェルサが初回16,400円】
クリニック名 | エトワールレジーナクリニック |
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フォトフェイシャルの機種 | 表参道院:ルメッカ 新宿院:ヴィーナスヴェルサ |
料金 | 全顔:初回16,400円/1回32,780円~16回241,780円 |
施術時間 | 約30分 |
アクセス/所在地 | 2院(表参道・新宿) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | VISIAの肌診断がもれなく無料! |
エトワールレジーナクリニックのおすすめポイント |
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エトワールレジーナクリニックは、シミや肝斑の治療で人気の、表参道と新宿にある美容皮膚科クリニックです。
表参道院では「ルメッカ」、新宿院では「ヴィーナスヴェルサ」というマシンを使用しています。どちらも新しい機種で、特にヴィーナスヴェルサは2022年に厚生労働省の認可を受けたばかりの最新機です。IPLのほかに「フラクショナルRF」と「ラジオ波(高周波/RF)×パルス磁場」の3つの技術を搭載し、複合的に肌質を改善します。
エトワールレジーナクリニックでは2院とも「VISIA(ビジア)」という皮膚画像解析システムを導入しており、来院者は無料で肌診断を受けることが可能です。VISIAなら、シミと肝斑の違いを見分けたり、隠れたシミまで見つけたりできます。診断結果に応じて最適な治療を検討してもらえるので安心です。
10:大阪TAクリニック【心斎橋駅直結!フォトシルクプラスが1回19,800円】
大阪TAクリニックのおすすめポイント |
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大阪TAクリニックは、心斎橋駅近くにある美容クリニックです。TAクリニックは全国に9院ありますが、光治療を行っているのは大阪院のみとなっています。
使用しているのはイタリアDEKA社の美白治療機「フォトシルクプラス」です。メラニン色素を破壊する作用にすぐれた「UPL(U-Shape Pulse Light)」により、シミ・くすみ・そばかすなどに効率よくアプローチします。IPLが不得意とする薄いシミにもおすすめです。
料金は全顔1回19,800円ですが、6回コースにすると計99,000円(1回あたり16,500円)で受けられます。さらに、LINE登録をすると10,000円の割引クーポンがもらえてお得です。
フォトフェイシャルが受けられるクリニック10院を料金・口コミで比較!
クリニック | アーツ銀座クリニック | 品川スキンクリニック | TCB郡山院 | 湘南美容クリニック | ガーデンクリニック | 城本クリニック | ジョウクリニック | ビューティースキンクリニック | エトワールレジーナクリニック | 大阪TAクリニック |
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IPL機器 | ステラM22 | フォトシルクプラス | 要確認 | ステラM22/フォトRF | セレックV | ステラM22/フォトRFほか(院による) | e-Max | M22/ルメッカ | ルメッカ/ヴィーナスヴェルサ | フォトシルクプラス |
料金 | 初回11,000円~ | 初回8,640円 | 初回2,040円 | 1回9,980円~ | 初回11,000円~ | 初回10,780円~ (院による) | 初回11,000円~ | 1回16,280円~ | 初回16,400円 | 1回19,800円 |
施術時間 | 約30分 | 10~15分 | 15~20分 | 15分~ | 10~20分 | 15~20分 | 約20分 | 約20分 | 約30分 | 約15分 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン/QRコード決済 | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン | 現金/クレジットカード/医療ローン |
割引・キャンペーン | LINE友達追加で初回50%OFF | BMC会員価格あり | LINE友達追加で割引クーポンがもらえる | LINEの友達登録でお得なチケットがもらえる | LINEの友達登録で初回20%OFFクーポン | 両頬トライアル&初回料金あり | 月替わりの優待メニューあり | アプリ決済で割引&当日施術可 | VISIAによる肌無料が無料 | LINEの友達登録で10,000円OFFクーポン |
口コミ |
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詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
フォトフェイシャルにおすすめのクリニック10院の情報を一覧にまとめました。治療機を見ると、薬事承認機では「ステラM22」、未承認機では「ルメッカ」や「フォトシルクプラス」を導入するクリニックが多いことが分かります。
初回はお得な料金で受けられるクリニックが多く、10,000円以下でトライアルできるところも少なくありません。LINEの友達登録や、クリニックの会員登録でさらにお得になるクリニックも多いので、利用できる割引はぜひ利用しましょう。
口コミは全体的に高評価で、治療効果を実感している人が多く見つかりました。特にシミ・そばかす・くすみが改善した人が多いようです。SNSやGoogleマップなどの口コミも参考に、信頼できそうなクリニックを選んでみてください。
フォトフェイシャルの施術の流れを7ステップで解説!
フォトフェイシャル治療は、おおよそ上記のような流れで行われます。7つのステップをくわしく見ていきましょう。
STEP1.カウンセリング予約
気になるクリニックを見つけたら、まずは初回カウンセリングの予約を取ります。Webからの予約が便利でおすすめです。
LINEの友達登録をすると割引クーポンがもらえるクリニックの場合、先に取得しておきましょう。
STEP2.カウンセリング・診察
カウンセリング当日、医師の診察を受けます。この時、医師がしっかり肌を診ながらアドバイスしてくれるクリニックだと安心です。
分からないことがあれば、何でも質問しましょう。
STEP3.契約と支払い
治療内容やスケジュール、費用などに問題がなければ、契約と支払いを行います。カードで支払いたい方はクレジットカードやデビットカード、医療ローンを組みたい方は身分証明書を持参するとスムーズです。
未成年者が契約する場合、親権者の同意が必要となります。
STEP4.洗顔・クレンジング
フォトフェイシャルは、空きさえあればカウンセリング後にそのまま治療を受けられる可能性があります。院内のパウダールームなどで、メイクや汚れをしっかり落としましょう。メイクが残ったままでは、十分な治療効果を得られにくくなります。
STEP5.施術を受ける
いよいよ施術開始です!目を保護するためのゴーグルを装着し、冷却ジェルを塗ってから光を照射します。治療時間は、全顔で10分~20分程度が目安です。
痛みは輪ゴムではじかれた程度ですが、あまりに強い場合は麻酔の使用もできますので、ムリせず相談しましょう。
STEP6.クーリング・保湿
施術後は顔のほてりを抑えるためにクーリングを行い、ジェルをふき取って終了です。すぐに洗顔やメイクができますが、肌をこすらないよう気を付けましょう。
施術後の肌は敏感な状態になっているため、紫外線や乾燥に注意します。たっぷり保湿をして、日焼け対策を行ってください。
STEP7.継続的に通う
フォトフェイシャル治療は、基本的に1回あたりの治療効果はマイルドですので、しっかり効果を出すためには複数回の治療が必要です。具体的には、4週間に1度のペースで3~5回が目安となります。
IPL による skin rejuvenation は複数回の治療で 段階的に改善効果を得る治療である。
一般に約4週 間隔で3~5回程度繰り返し治療を行い、前述の症状 を段階的に改善させる。引用元:国立情報学研究所「美容医療で美しく一Well-agingのためのSkin rejuvenation (第73回東京女子医科大学学会総会 シンポジウム)(PDF)
必要な回数や通うタイミングは、それぞれの症状や、使用する機器によっても変わりますので、医師の指示にしたがいましょう。
フォトフェイシャルのダウンタイムは特になし!術後の過ごし方も解説!
フォトフェイシャル(IPL治療)は肌へのダメージが少ないため、基本的にダウンタイムはほとんどありません。施術直後は少し顔が赤く火照ることはありますが、たいていはすぐ治まります。
ただし、施術後にシミが一時的に濃くなることがあることは知っておきましょう。個人差もありますが、施術直後に赤黒くなったシミが、2~3日後にかさぶたになってさらに色濃くなっていき、やがて洗顔時などにポロポロ落ちるようになって、7~10日後にはかさぶたがきれいに落ちてシミが薄くなる、という経過をたどります。これを繰り返すことで、シミがさらに薄くなっていきます。
この時できる細かいかさぶたは「マイクロクラスト」といって、シミの色が濃いほどできやすいため、治療を続けるにしたがって見られなくなることが多いです。マイクロクラストができなくても、光はしっかり照射されていますので、経過を見ていきましょう。
フォトフェイシャルを受ける前に気になる5つのQ&A!
Q2.フォトフェイシャルは老けるからやめたほうがいいって本当?
Q3.フォトフェイシャルを途中でやめるのは良くない…?
Q4.フォトフェイシャルは肝斑にも効果あるの?
Q5.フォトフェイシャルのやりすぎでビニール肌になるってほんと?
ネットにはフォトフェイシャルに関する情報がたくさん流れているため、気になる情報を目にして不安になっている方もいると思います。
ここでは、フォトフェイシャルについて特に多い質問をQ&A形式でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.レーザートーニングとフォトフェイシャルの違いは?
レーザートーニングとは、低出力のレーザーを肌に均一に照射する治療です。シミ取りレーザーと違い、肌に負担をかけずにメラニンを分解・排出させることができます。
肌全体にシャワーのように照射するという点ではフォトフェイシャルと似ていますが、レーザートーニングではその名の通り「レーザー」を使用するため、単一の波長(主に1,064nm)でアプローチする点が特徴です。肌の奥深くまで届く長い波長で、真皮層にあるメラニンにも届きます。弱めのレーザーを繰り返し照射して、じわじわとメラニンを破壊するイメージです。
一方、フォトフェイシャルでは500~1,200nmほどの広い波長を照射します。皮膚内のメラニン色素や血管、水分などにも幅広く作用するため、全体的に肌質を整える効果が期待できる治療です。
2.フォトフェイシャルは老けるからやめたほうがいいって本当?
フォトフェイシャルにはシミを薄くしたり、肌にハリを与えたりする効果があるため、むしろ若返りに役立つ治療です。もしかしたら、「光老化」という言葉が誤った受け取られ方をした可能性が考えられます。
フォトフェイシャルで老けることがあるとすれば、短期間のうちに繰り返し受けてしまったような場合です。IPLはマイルドとはいっても、想定外の受け方をすれば肌ダメージが大きくなりますので、かならず医師の指示どおりに受けることが大切です。
また、施術後に保湿や紫外線対策を怠った場合も、デリケートな状態の肌が刺激を受けて、新たなシミや小じわの原因になる可能性があります。クリニックの指示にしたがって、しっかりケアしましょう。
3.フォトフェイシャルを途中でやめるのは良くない…?
フォトフェイシャルを治療途中でやめたからといって、元の肌にすぐ戻ったり、症状が一気に悪化したりするようなことはありませんが、これまでの治療でシミが皮膚の表面に浮き出ている場合は注意が必要です。本来なら次の治療で排出されるべき色素が、そのまま留まってしまうことがあります。
フォトフェイシャルを途中でやめると、治療途中に現れた濃いシミが残ることがあります。フォトフェイシャルの光によって肌の内部が活性化され、肌の奥にある色素が徐々に皮膚の表面に押し出されるため、途中で治療を止めると色素が肌表面に留まり悪化したように感じることがあります。
また、何もしなければ肌の老化は進んでいきますので、数年単位で見れば治療を続けた方が、長くキレイな肌でいられる可能性があります。できるだけ、スケジュール通りに治療を続けましょう。
4.フォトフェイシャルは肝斑にも効果あるの?
女性の頬に左右対称にできる肝斑は、通常のシミとは違い、特殊なアプローチが必要とされています。治療法については専門家の間でも意見が分かれますが、通常のレーザー治療やフォトフェイシャルなどは、逆に悪化を招く危険性があることから禁忌とされることが多いです。
しかし、IPLも設定によっては肝斑に有効とする見解があります。具体的には、波長域やパルス幅を長く設定すると、肝斑に過剰な反応を生じさせずに照射できる可能性が指摘されています(その場合も、外用薬や内服薬などとの併用が望ましい)。
肝斑には特殊な設定が必要であり,潜在性肝斑は不用意に全顔に強い照射をすると,顕在化してしまう
(中略)筆者らは,メラニン吸収を下げた長波長帯(ex.640-1200 nm)や長いパルス幅の IPL を用いて,過剰な反応が生じないように十分に注意をして照射をしている.
加えて,可能な限りハイドロキノンなどの美白外用剤またはトラネキサム酸内服の併用を行うようにしており,IPL 単独治療を第一選択とすることはない
たとえば、ルミナス社の「ステラM22」では、640nmおよび695nmのフィルターが肝斑のある部位にも使用可能となっています。いずれにしても、肝斑は慎重に治療を行うべきですので、医師とよく相談することが大切です。
5.フォトフェイシャルのやりすぎでビニール肌になるってほんと?
ビニール肌とは、一見ツヤツヤに見えるのに、実は肌の「角層(角質層)」が薄くなってしまっている状態です。医学的な用語ではなく、主に美容業界で使われています。
角層には、皮膚内部の水分を閉じ込めて、外部の刺激から肌を守るバリア機能があります。この角層が何らかの原因で極端に薄くなると、一見ツヤツヤでも肌内部が乾燥してしまい、キメが失われてしまうのです。
ビニール肌の原因としては、洗顔やスクラブ、ピーリングのしすぎなどがよく指摘されています。つまり、肌への刺激を与えすぎることが原因となるため、フォトフェイシャルも必要以上に受けすぎるとビニール肌の一因になる可能性があります。
どんなスキンケアも、やりすぎは禁物です。
まとめ
- フォトフェイシャルは広波長の光を使った美肌治療
- シミ・ニキビ跡・赤ら顔・たるみ改善など色々な効果がある
- レーザーより痛みが少なく、複数の肌悩みにアプローチ可能
- 照射設定や機器の取り扱いなど「技術」が重要な治療でもある
- 医師の経歴や使用機種、料金などを総合的に見てクリニック選びを
フォトフェイシャルは、波長域の広い「IPL」という光を使ったスキンケア治療です。レーザーのような単一の波長ではないため、広範囲に熱が広がり、さまざまな悩みに同時にはたらきかけることができます。
痛みやダウンタイムが少ない点も魅力ですが、一人ひとりの症状に合った治療を行うためには、クリニックの経験や技術が重要です。この記事では、美容皮膚科として十分な実績があり、薬事承認機や定評のある機種を取り入れているクリニックの中から、費用の面でも通いやすい10院を厳選してご紹介しました。
顔全体のトーンアップやアンチエイジングを希望する方、時間をかけて少しずつシミを薄くしたい方などには特におすすめの治療です。まずは医師のカウンセリングを受けて、フォトフェイシャルの適応となるかどうかを判断してもらうことから始めてみてください。